コンチネンタル彼岸

意識の別荘

私の職場で急に休みになるパターン。

 

はてなブログ今週のお題は「急に休みになったら」ということだけど、


休みは突然やってきます。そうだろうか。今まで私が働いてきた職場で、急に休みになるなんてことはまず無かった。休みが当然現れるなんていうのは、不穏の兆候としか思えない。ふと、現在の私の職場で「休みが突然やってきた」としたら、どんな状況が考えられるだろうか。イメージしてみた。


・液体酸素を貯蔵しているタンクが破損。極超低温の液体が流出し、周辺では凍傷や眼球破裂により錯乱状態を起こした関係者が続出。液体酸素は引火性が高く、微弱な静電気でも爆発的な火災を引き起こす危険性があるため、該当地域一帯への立ち入りが禁止された。ということで突然休みになる。


・塩酸ケタミンが何者かにより施設外部に持ち出されているとの情報あり。塩酸ケタミンはヘロインに次ぐ濫用薬物としてWHOで規制対象となっている。施設管理責任者がCND(麻薬委員会)に報告。麻薬取締官及び警察関係者、施設管理責任者のみで、終日立ち入り調査及び聞き取りが行われる。ということで突然休みになる。


・深夜帯に巡回していた警備員が明朝、意識不明の状態で発見される。外傷等は無し。考えられる原因としては、

動物実験用に使用される麻酔薬「イソフルラン」が、なんらかの理由で高濃度のまま流出。それを警備員が吸入し、意識障害を起こした。

②警備員が全身麻酔薬「ペントバルビタール」を、なんらかの方法で体内に注入したことによる意識消失の可能性。

③当該警備員が巡回中、高圧電源装置に触れたことによる意識喪失の可能性。特に無菌動物やノトバイオノートを飼育するアイソレータ方式の実験室や、病原体の侵入を防ぐために陽圧制御の常時かかる実験施設内においては、動物環境制御装置が常に作動している。なんらかの理由により、警備員が施設内に入室し、制御装置の端子部分に手で触れるなどにより感電したか。

④侵入者の可能性。深夜帯、唯一の出入り口となる施設搬入口のパスコードを突破した上で、外傷を残さず、なんらかの方法で警備員を気絶させたか。この場合は当該施設からの持ち出しを危惧すべきである。実験データ。薬品。培養細胞などの実サンプル。現金等(日常、多額の現金を持ち込むことなど無いため、せいぜい2800円程度か)。県外への出張時にいただいたお菓子類。といった盗難物についても調査が必要である。ということで突然休みになる。


と、考えつく限りではこんな感じなので、私の場合は休みが突然やってくるなんてのはまず碌なことが無い。