コンチネンタル彼岸

意識の別荘

創作

書いてない小説のタイトルが溜まっている。

気が向いたらそのうち小説でも書こうかと、思いついたタイトルやアイディアをメモしているものの、書く気配のないまま時だけが過ぎていく。メモアプリの「小説タイトル」のフォルダには、いまだ一文字も開始されていない、小説のタイトル案だけがたくさん並…

自販機のプロを騙る。

・二人一組で行動するときがある。二人で頭を下げたり、名刺を出し合ったり、茶を啜ったりする。若干、そのへんを歩きもする。途中、畑の脇に自販機が置いてあったりすると、いちいち立ち止まる。 ・「見たまえ、君。これはなかなかいい自販機です」と私は言…