気が向いたらそのうち小説でも書こうかと、思いついたタイトルやアイディアをメモしているものの、書く気配のないまま時だけが過ぎていく。メモアプリの「小説タイトル」のフォルダには、いまだ一文字も開始されていない、小説のタイトル案だけがたくさん並ぶ。ときおりそれらを眺めて、あ、書いてあげなくちゃなぁと内心考えるものの、次の瞬間には印鑑証明書が必要なことをふと思い出すなどして意識から立ち消える。
ならせめて、まだ書かれていない小説のタイトルをここに投稿することにより、何かが始まるような予感がするようなしないような気がしてきた。私の中では始まらなくても、タイトルの羅列を読んだ人の中で、なにかしらの刺激が生じて小説が開始される可能性もなくはないかと思うし。ということで、溜まっていた小説のタイトル案を並べてみる。
・ライフサイクルコスパ
・ヘリコプターペアレント
・デウス・エクス・秋田
・デルフォイさ行くべ
・田んぼをあきらめる
・忙しい国よ滅べ
・怨念自動ベッド
・天職の死
・ラテブラの首
・鶴の恩返し100
・最新の天狗
・ナラティブ馬鹿
・仏の四度目
・予兆の器
・趣味テロ
・燻製になった妻
・優しい地下で眠る
・ひとりで踊る神子
・注釈の旅
・ブラインドプール殺人
・加齢衆
・ヘルニアヒーロー
・地球の原作者
・奥の細道症候群
・ラストもっこり
・あの世の書類
・話のわかる悪霊
まだまだあるけれど、これぐらいにしておく。もし、これらのタイトルを見て衝動が湧いた人は是非書いてみて欲しい。タイトルはそのまんま使ってもらっても大丈夫です。あと、このタイトルの小説を読んでみたいな〜って人は教えてください。書きます。何年お待たせするかわかりませんけど。