コンチネンタル彼岸

意識の別荘

20240401 → 20240430

 

前回の記事。

star-watch0705.


今年の四月は、季節に人間の不安定さが乗り移ったような印象が残る。今月に入ったとたん覚醒し、陽気が降り注いで無数の花を咲かせたと思ったら、大気が湿り雨風を起こしてせっかくの花をすべて散らすなどし、世間では並行して異様な事件があった。私は人に会ったり酒を飲んだり、そこらを右往左往しつつ写真も撮った。先月と大して変わっていない。このへんはもう一生変わらないかもしれない。ということで、今回も写真十枚厳選してみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


感想。ふと目にしたものの良さを封じ込める感覚でいつも写真を撮っている。今月は観光案内のような記事を書く機会もあったので、一層強く意識した自負があるが、うまくいった気がしない。私の写真は全体的に狭窄的で、周囲の風景を把握しずらい。なにやら一点に集中している。一緒に歩いて同じ風景を撮影した同行者の写真を眺めると違いが意識させられる。私の写真は額に飾って自分だけで楽しむためのようなものだと思った。