コンチネンタル彼岸

意識の別荘

オフ会後のフリー素材化防止案など。

 

これから忘年会、新年会の宴会シーズンに入るので、その流れでオフ会に初参加したりとか、オフ会を主催する側になる人もいるかもしれない。その人のために私からアドバイス。オフ会後、もしくはオフ会の最中、貴方が他の人から勝手に「フリー素材化」されたくないなら、事前に予防線を貼っておいたほうがいいよって話。


オフ会では、みんなスマホとかで写真をめいめい自由に撮るわけです。集合写真を撮ったり、どこかのお店とかで撮ったりする。それをリアルタイムでSNSに投稿したり、後からブログに書いて投稿したりとか、そこは人それぞれアクションが違う。


いずれにしろ、どういう画像までならSNSやブログに投稿していいか、事前に相談していないと、オフ会に参加した人それぞれの裁量や常識やモラル次第で、貴方の容姿が写ったオフ会の様相が勝手にネット上にアップされることになる。当然、容姿を晒したくない人にとってはヤバいことになるかもしれない。貴方がフリー素材化されて、ネットにバラまかれてしまうわけだから。


オフ会の主催者から、オフ会中に撮影した画像の使用について事前に何の話もない場合、上で書いたような危険性について頭から抜け落ちているか、どうにかなるだろと思っているか、むしろ、主催者が自分の容姿を積極的に晒したい人で、晒したくない人の気持ちがまるで分かっていないか、そのあたりだと思う。私もついこないだオフ会をやったけれど、そのあたりの配慮が抜け落ちていて、後々、色々と対応することになった。

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対応策として、まず貴方が参加者側なら、オフ会の主催者からオフ会中に撮影した画像の取り扱いについて話がない場合、不安を事前に訴えた方がいい。具体的な話し合いができれば良し。そういう話に発展しないとか、なんか有耶無耶になるような場合は、オフ会の参加自体をやめるかどうか貴方が判断しなくてはならない。


貴方がオフ会の主催者側なら、そもそもの撮影基準だとか、オフ会後の画像の取り扱いに関して、参加者と示し合わせたほうがいい。顔だけは写さないで欲しいとか、体が写るのも嫌だとか、個人個人でポートレートの許容範囲は異なる。そのあたり、全員で守れそうなルールを定めて共有するといいかも。たぶん一番無難なのは、容姿の露出に対して一番不安感が強い人の基準に全員で合わせることだろうか。


ただ、そうすると個人個人の「露出欲」みたいなのが制限されて不満が起きるかもしれない。あと、撮影基準の厳しい人ってどうしても存在感が薄くなり、ポートレート撮影に寛容な人の存在が(SNSへの投稿だとか、オフ会後のアウトプット的には)より引き立つことになるので、そのあたりで後日、誰かしらから不満感が発生することになるかもしれない。


要するに、オフ会後は何かしら不満の訴えがあるもので、完全に全員が満足できるものにはならないと、主催者にしても参加者にしてもある程度覚悟しておいたほうがいいと思う。ただ、その不満の責任の在処を、主催者だとか、オフ会参加者の誰かしらに収束するのは違うというのも、大人ならわかりますよね。オフ会は全員で協力して敢行するもの。そして、オフ会前に自分の希望について、自発的に交渉ができるかどうかの時点で、オフ会の質は静かに試されている。