コンチネンタル彼岸

意識の別荘

Twitterスペース小話①

 

Twitterでスペースを始めて約半年ほど経過した。だいたい隔週とかで土曜日の夜8時ごろ開始して、2時間程度で終えているが、話が盛り上がって4時間近くやったこともある。毎回、4、5人ほど常連の参加者がいる。はてなブログの関係者が多い。

 

help.twitter.com

 

・このスペースに関して、参考にしようと他の人の体験談をネットで調べたりしているが、開催はしてみたけどそもそも人が集まらなかったりだとか、ネット上でのキャラクターと自身のリアルな肉声の発露が噛み合わないといったことが書いてあったりして、意外と敷居の高いサービスのように思えてくる。

 

・私の感覚だと、ポッドキャストやRadiotalkのように、聴くためのコンテンツとしての完成度をそこまで意識しなくてもいいので、気分的にはラクだ。居酒屋での雑談のように、整合性があったりなかったりする会話ができるのは楽しい。もちろん、きっちりとしたコンテンツを披露する場として利用することもできるし、割と懐の広い場に感じる。


・ただ、雑談するにしても発表するにしても、参加者が集まらなければモチベーションが保ちにくい場ではある。定期的に開催し続けるには、「あの人ならたぶん来てくれそうだ」という期待があるかないかでも、安心感はぜんぜん違う。参加者が見込める安定した状況を作ること自体、けっこう難しいのかもしれない。

 


・正直にいって、ブログを続けてきたことがスペースを開く上で優位に働いている。ブロガー同士のゆるい連帯感を、そのまま場外へ持ち出して話せている手応えがある。ブログの関係者以外には、なかなか参加しにくい場かもしれないけど、意外にも新参者が来てくれて、緩やかにつながりもできつつある。

 

・結局のところ「コミュニティは1日ではならず」で、唐突に獲得できるものではなく、人を集めるにはある程度の共通項が必須なのだと実感せざるを得ない。別のコミュニティを小規模にでも作るには、そもそも発起人が呼び水となるコミュニティをすでに持っていることが前提で、スペースもまたそういう世界なのだなぁと感じる。

 

・そういうことで、今後のスペース環境の変遷だとか、盛り上がった話題等。ときどき当ブログでネタとして取り上げていければと思う。