去年の年末、「今年買ってよかったもの」的な定番のブログネタが繁盛し、買ったもの自慢を眺めたりしていたが、そういえば、私物で全く更新されていないものがあると気づいた。それを買ったことで、更新する必要がないので、買い物の選択肢として頭からすっかり抜けている。そんなのがいくつかある。
・ダウンジャケット 
2018年ごろに購入したジャーナルスタンダードのダウンジャケット。価格は3万5千円くらいだったはず。【LASKA/ラスカ】という高品質素材を使ったシリーズらしく、ジャーナルスタンダードのサイトを見たら、今シーズン版もアップデートされている。このダウンを買ってから、他のダウンを買おうと思う機会も欲求も失われた。まだ全然ヘタレていないし、あと５年はこれでいい。
・レインブーツ
レインファブスのゴム素材チャッカブーツ。購入したのは2017年ぐらいか。購入当時、「まるで本革に見えるフェイクレザー製のブーツ」みたいな触れ込みで宣伝されていた気がする。私は荒天の時ぐらいしかブーツを履かない。ゆえに、ダメージケアが必要な本革のブーツなんて無用、という思考なので、これを見つけて喜んだ記憶がある。購入から随分経ち、ゴム製である以上仕方ない劣化があるものの、意外と性能を保っている。履き心地も不満がない。いよいよダメになったら再購入したい。
・リュックサック 
HUNTERのバックパック。2019年かそこらに購入してずっと使っている。購入して以降、別のが欲しいと思ったことがない。ロゴの主張には賛否両論あるらしいけれど、私はイギリスらしい遊び心があって心憎いとさえ感じる。若干容量が小さいものの、サイドポケットもあるし、使い勝手は悪くない。入れるものを厳選する習慣も養われる。ちなみに、これより大きなサイズもあるが、急にデザインが野暮ったくなるのが好かん。とりあえずこのサイズ感が今後もバックパック選びの基準になると思う。
・化粧水
化粧水は無印良品の敏感肌用のものを数年来愛用している。「無印良品の化粧水とかどうなのよ」と思い、たくさん種類がある中からこれを選んだら正解。定番になった。少しとろみがあるので、特に乾燥する季節は肌に使い心地がいい。デザインも目に優しい。
・電気ケトル
タイガーの電気ケトル。購入したのが2007年ぐらい。これよりもはるかに性能がいいのを買ったりもしたが、現存し、問題なく使えるのはこれだけである。最古参にして現役バリバリ。ネスカフェゴールドブレンドを飲むのにこれが無いと本当に困る。17年使っているのに故障の兆候もなく、最近は畏怖の念すら感じる。このケトルより親が先に逝くんじゃないかなんて不躾なことを考えたりもする。
